SAKURA(@hunter_girl2018)です!
1年目の猟期が終わった後に『鴨猟での必需品』についての記事を書いていました。
2年目の猟期が終わった今、猟期中に使ってみて便利だった物や、猟の効率が上がったツールについてまとめてみたいと思います!
- 狩猟初心者でこれから鴨猟を始めてみたい!
- ハンターマップが見にくい!猟場を探したい!
- 鴨猟で必需品以外のおすすめアイテムや情報が知りたい!
Contents
【GPS】スマホのGoogleMapで自分の現在地が可猟区か一瞬で判断できる!?
狩猟の必需品ハンターマップ!
ですがこのハンターマップ、土地勘がないと「見にくいなぁ」って思いませんか?
そもそもハンターマップって、「この場所では銃はダメ!」とか「この場所は休猟区だよ!」ってハンターが確認するマップのはず。
都道府県によって違うのかもしれませんが、例えば休猟区の表記の仕方が「〇〇川の国道〇号と、市道〇〇線との交点を起点とし…」とかこの時点で難しい・・・!w
猟期前に自宅で、自分の行動範囲内の「休猟区」や「鳥獣保護区」等をGoogleMapに登録しておいて、狩猟中に「現在の居場所が可猟区なのか」判断できれば少し便利ではないでしょうか!
鴨猟ができそうな場所や池を探すなら国土地理院のアプリがおすすめ!
ハンターマップを見ても、鴨猟ができそうな池は詳しく載っていません。
こちらも猟期前に、自宅で「国土地理院」等のアプリで予習しておくと完璧です!
池から鴨を回収するまでが鴨猟!便利なおすすめ回収道具!
数々の池を周り、鴨を発見!幸運にも鴨を仕留めることができた!!
ですがまだ終わりではありません。池から鴨を回収しなければ・・・!
池から鴨を玉網で回収する!難易度★☆☆
「池で浮いている鴨を回収する」と言えば、まずこの方法が浮かぶはず!
網を伸ばしてすくうだけの簡単なお仕事。テクニックもなにも必要ありません!
実際、鴨は陸と水の境目や、陸に近い場所に居ることも多いので、玉網は1番活躍する回収アイテムかもしれません!
玉網の購入を考えているなら、6mとか7mのできるだけ「長い」物を選ぶことをおすすめします!
池から鴨を釣り竿で回収する!難易度★★☆
鴨は陸の近くに居ることも多いですが、池の中央でプカプカしていることも・・・!
回収アイテムが玉網だけだと「ああ・・・網が届かないしあの鴨はスルーかなぁ・・・」となってしまいます。
ですが釣り竿さえあれば、玉網の届かない50m程離れた鴨も回収することができます(要テクニック)
釣り竿についてはバスロッドセット(スピニングタイプ)で十分だと思いますよ!
鴨を回収する事に特化した「カモキャッチャー」という物も売られていますが、高いので買わなくてOKです!
猟場の池は色々な障害物も浮いているので、回収時にその障害物に引っ掛かりラインが切れてしまうことも・・・!
消耗品と考え、ダイソーの「エギ」でOK!無くなっても精神衛生上◎です!!
池から鴨をラジコンボートで回収する!難易度★★★
玉網で回収できない・・・!釣り竿でも届かない・・・!?
いわゆる50m~100m離れた鴨の回収・・・!
小さめの池なら60m離れた狙撃でも、池の反対側から回収に向かえば何とかなることも多い。
ですが広い池なんかだと、どの方向からも、岸から獲物までの距離が70mという状況もあり得ます!
こんなどうしようもない状況で鴨を回収するなら「ラジコンボート」がおすすめかもしれません!
鴨を回収した後の「血抜き」や「腸抜き・羽根毟り処理」でおすすめの道具!
無事に鴨が回収できたとしても、まだ終わりではありません!
鴨を美味しく頂くために、処理をする必要があります。
鴨の内臓やボディが無傷なら、「腸抜き」等はしないほうが美味しいという意見もあります!
自分で獲った獲物なら、自分が納得できる処理をすれば良いだけ!
回収した鴨の「血抜き」には、短めのナイフか強靭なハサミがおすすめ!
回収した鴨の「血抜き」の方法として、私が行っているのは鴨の首を切って逆さにする方法です。
野生の鴨を触る時は、使い捨て手袋を必ずしましょう!(100均にも売っています!)
回収した鴨の「腸抜き」には、メス刃カッターがおすすめ!
回収した鴨の「腸抜き」には「腸抜きフック」を使われている方が多いかもしれません。
でも思ったより鴨の腸ってすぐ破れてしまうんですよね・・・。
そこで私は「メス刃カッター」で鴨の肛門の周りを四角に切開し、腸を引っ張り出しています!
回収した鴨の「羽根毟り」には、グリップグローブがおすすめ!
鴨の処理で1番大変なのが、この「羽根毟り」ではないでしょうか!
Twitterで教えて頂いた「グリップグローブで鴨の羽根毟り」をやってみたら、めちゃくちゃ楽でした!
毟りにくい「ダウン」も、グリップグローブで数回撫でるとツルツルに!
回収した鴨の「羽根毟り」は「カモワックス」で一気にやる方法も!
私はまだ試したことはありませんが、「カモワックス」というロウを溶かしたものに漬けて、すぐさま水で冷やし、固まったロウを剥がして一気に羽根を毟る方法もあるみたいです。
処理が終わった鴨は保冷バッグに入れておく!
「腸抜き」等の処理が終わった鴨は、保冷バッグに入れて冷やしておいたほうが良さそうです。
狩猟(鴨猟)でも大活躍!ISUKAのゲイターやWATERFLYの防水ソックスについて!
鴨猟でゲイターを履けば、草むらを歩いた時のストレスがなくなる!
流し猟がメインの鴨猟ですが、お手入れされている池もあれば、場所によっては草ボーボーの池もあります!
そんな草ボーボーの池だと、ゲイターを履いていない場合、靴と靴下の隙間に草木の破片が入り込んで痛いし、ストレスになってしまいます・・・!
鴨猟の猟場は池がメイン!防水ソックスを履いておけば多い日も安心!
鴨猟でのメインとなる猟場は、池や川などの水場が多く、鴨の回収時に、湿地場所に足を踏み入れる事も当然多くなります!
画像のような靴の状態だと、中はもう悲惨・・・。
普通の靴下だと素足までびしょ濡れでしょう・・・。
そんな場合に備えて防水ソックスを履いておけば、靴下の中はサラサラをキープしてくれます!
まとめ
まとめますと、「猟期前から自宅でできる猟場探し・猟期前の猟場の下見は絶対にしておく」・「猟場に適した鴨の回収方法を知り、適切な道具を準備する」・「鴨の処理(血抜き・腸抜き・羽根毟り)方法を予習して適切な道具を準備する」・「鴨猟におすすめな足回り装備を準備する」となります!
猟期はホントに短いし、狩猟は夢中になるので日の出~日の入りの可猟時間も一瞬で過ぎてしまいます。
出猟中に地図を見て猟場探しなど時間の無駄です!完全に自宅でできる事ですし、下見も猟期前にできる!
鴨の回収が困難だと予想できるなら、撃たずにスルーすることも大切だと思います。
今回書いた記事の内容も、次の猟期が終われば全く別の考え方になっているかもしれませんが、鴨猟を始めてみたい方の、少しでもお役に立てれば幸いです!