SAKURA(@hunter_girl2018)です!
今回は有害鳥獣駆除(ニホンザル)の出動記録になります。
結果的に情報収集メインとなりましたので、捕獲シーン等はありません。
Contents
猿(ニホンザル)による農作物被害について!
猪や鹿による農作物被害については有名ですが、地域によっては猿(ニホンザル)の被害も深刻となっています。猿は群れで行動することが多いため、局所的に被害が集中する傾向があります。
また猿は高い学習能力(特に記憶力)を有しているので、一度農作物が狙われると何度でも同じ畑に現れて、甚大な被害をもたらします。
猿(ニホンザル)の生態や特徴について!
猿(ニホンザル)は、本州・四国・九州に多く生息しており、10頭~100頭ほどの群れで行動しています。猿の群れの多くは、基本的にメスとその子供で構成されており、それぞれの群れが決まった行動範囲で餌を探すことが多いとされています。
- 運動能力:非常に高い(数ミリの突起があれば壁を登れる)
- 学習能力:非常に高い(特に記憶力)
- 視力・嗅覚:人間並(餌は視力に頼って探す)
- 食性:カキ・サツマイモ・モモ・ドングリ・クリなど
- 行動:活動は日中、群れで集団生活をするが行動はバラバラ
- 寿命:20歳程度
- 出産:2年~3年に1回・1回の出産で1頭(餌が豊富な地域では1年に1回も)
猿(ニホンザル)の駆除や対策方法!花火やエアガン・蛇のおもちゃも効果あり!?
猿(ニホンザル)用の箱わなを設置
猿(ニホンザル)は、学習能力が高いため網目の大きな箱わなでは、外側から手を入れて餌だけ取られてしまいます。そこで網目の細かい『猿用の箱わな』を準備する必要があります。
鳥獣類の捕獲は、鳥獣保護法等の法律によって規制されています! 罠を使った捕獲には、捕獲許可や狩猟免許が必要ですので、事前にお住まいの県や市町村へご確認ください!
猟銃を使用して駆除
銃器による駆除は、農作物被害を出している特定の固体を捕獲・駆除するために用いられます。公道上や民家が密集している地域では、猿が出没しても鳥獣保護法の関係で発砲できない場合が多々あります。(公道上や集落内では発砲が禁止されているため)
無計画な捕獲は猿の群れを分裂させ、被害を拡大させる可能性があるので、捕獲対象の個体を特定して捕獲する必要があります!
猿に対して花火やエアガン・蛇のおもちゃで対策
これは駆除ではなく対策になりますが、『ロケット花火』や『エアガン(電動ガン)』で追い払うのもおすすめです。花火を打つときは猿をめがけて打ちましょう。
猿(ニホンザル)は、ウイルスを保有している場合があるため、咬まれたり、血液や唾液の飛沫が目や口に入ることのないように注意しましょう!
今回の有害鳥獣駆除まとめ!
今回、2日間有害鳥獣駆除(ニホンザル)のお手伝いをさせて頂きましたが、結果的に画像の場所で猿(ハグレザル)に1回遭遇しただけでした!
今回は猿の捕獲に至りませんでしたが、農家への情報収集を行うことにより4ヶ所の駆除重点地域の内、現在の猿の主な活動地域を『C・D』の2ヶ所に絞ることができました!