狩猟可能な冬の渡り鳥!鴨(マガモ)の飛来時期はいつ頃??

SAKURA(@hunter_girl2018)です!

9月になり少しずつ猟期も近づいて参りました!

2019年の1月に狩猟デビューした私にとっては、今期がシーズン通して狩猟ができる初めての年になります。エアライフルでの鳥猟で狙いたい獲物といえばやはり『鴨』です!

今回はそんな『鴨』について調べてみました(๑’ᵕ’๑)⸝

冬に日本に飛来する狩猟可能な鴨について!

 

渡り鳥とは?

渡り鳥とは繁殖地と越冬地がそれぞれ別の場所で、その間を定期的に移動する鳥のことです。日本に飛来する渡り鳥は観察できる時期によって『冬鳥』と『夏鳥』に分けられています。

『冬鳥』は極寒の北国から飛来し、寒さの緩い日本で冬を越す鳥です。『夏鳥』は南国から飛来し、昆虫などの餌が豊富な夏の時期に子育ての地として、日本に飛来します。

日本に飛来する狩猟可能な鴨!

SAKURA
日本で狩猟可能な鴨はどれが渡り鳥なんですか??
先輩
狩猟可能な鴨は、ほとんどが冬鳥と呼ばれる渡り鳥だよ!具体的にはマガモ・コガモ・オナガガモ・ヨシガモ・ハシビロガモ・ヒドリガモ・ホシハジロ・キンクロハジロ・スズガモ・クロガモかな♪
SAKURA
カルガモ以外全種ですか!?
先輩
鴨の種類によっては、日本の居心地が良すぎてそのまま住み着く個体もいるんだけどね!カルガモは『留鳥』といって1年中、日本で観られるよ!
補足
北海道に生息するカルガモは、冬になると本州へプチ渡りすることが知られています。

 

 

狩猟可能な鴨はどこから飛来する??

 

日本に冬鳥として渡ってくる鴨類は、ロシア東部及び極東部から渡ってくる個体がほとんどです。少し前まで『冬鳥』である鴨類については、繁殖地と越冬地については判明していましたが、繁殖地からどのような経路を通り越冬地である日本へ飛来しているのかは謎でした。

ですが技術の発展により、人工衛星の送信機を鴨に装着することで正確な渡り経路を把握することが可能になりました。

先輩
環境省は平成17年度から鴨類に送信機を取り付けることで、具体的な飛来経路のデータを集めているらしいよ!
SAKURA
環境省が鴨の飛来経路のデータを集めるのは何故なんです??
先輩
そりゃ鳥インフルエンザは渡り鳥がウィルスを持ち込むって考えられているからかな?『鳥インフルエンザ』については、今度また調べてみて!俺たちも知っておいたほうがいいと思うから!

 

 

狩猟可能な鴨(マガモ)の飛来時期はいつ頃??

 

日本に『冬鳥』として渡ってくる鴨類ですが、時期的にはいつ頃飛来するのでしょうか?私の地域では11月15日から猟期が始まるので、それまでには日本に渡ってくるのでしょうか??

『冬鳥』としての狩猟可能な鴨類は種類が多いので、今回は誰もが憧れる『アオクビ』こと『マガモ』に焦点を当ててみたいと思います。

左:マガモ♂  右:マガモ♀

 

SAKURA
先輩!今期はマガモを獲りたいと思ってるんですが、マガモっていつ頃日本に飛来するんですか??
先輩
環境省のデータを見る限り、ピークは11月~12月頃かな??地域によって全然違うし、数も大違いだね!
2018年秋~2019年春までの全国の観測地におけるマガモの生息数 出典:環境省

 

SAKURA
先輩・・・。私たちの地域、マガモ少なすぎませんか??
先輩
あー確かに!猟期中、2回しかマガモ見てないわ……。
SAKURA
なんかショックなんですけど・・・。

 

 

まとめ

今回は『冬鳥』として日本に飛来する鴨について調べてみました!

ショックですが、環境省がまとめたデータを見る限り、私の住んでいる地域はマガモが少ないことがわかりました( ノД`)

SAKURA
確かに猟期中、池を周っても1回くらいしかマガモ見ませんでしたね・・・。
先輩
まぁ鴨はマガモだけじゃないし、頑張ろう!!