双眼鏡の選び方!狩猟やアウトドア全般で使えるおすすめ品3選!

 

SAKURA(@hunter_girl2018)です!

双眼鏡は狩猟で使う装備の中でも重要な物のひとつ!特に鳥猟ではホントに狩猟鳥類なのか見極めるためにも必ず持っておいたほうがいいと思います。

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今回はそんな双眼鏡の種類や特徴について書いてみようと思います。狩猟だけでなくアウトドアやライブ・スポーツ観戦などで使うための双眼鏡選びの参考にしてみて下さい!

 

 

双眼鏡の種類ってどんなものがあるの??

 

双眼鏡には使う用途に合わせて選べるように、様々な種類のものが販売されています。

 

双眼鏡の種類
  • リレーレンズ式双眼鏡
  • ガリレオ式双眼鏡
  • ポロプリズム式双眼鏡
  • ダハプリズム式双眼鏡

 

出典:OLYMPUS

 

 

リレーレンズ式双眼鏡

対物レンズ、接眼レンズともに凸レンズを使用している双眼鏡です。対物、接眼ともに凸レンズを使用することにより高倍率を実現していますが、対象物の上下左右が逆になってしまいます。その解決策として、複数のレンズを入れることで、正立像を得る仕組みなのが特徴です。現在はこの種類の双眼鏡はあまり販売されていません。

 

ガリレオ式双眼鏡

名前のとおり『ガリレオ・ガリレイ』が発明した望遠鏡の構造をそのまま反映したタイプの双眼鏡です。接眼レンズに凹レンズを使用しているため、簡単な構造で正立像を得ることができる反面、高倍率の製品を作ることができない、視野が狭い、などの欠点があります。(実用としては4倍程度の倍率)現在は子供の玩具でこのタイプが販売されている程度です。

 

ポロプリズム式双眼鏡

名前の由来でもあるイタリア人『ポロ』が発明したポロプリズムを正立プリズムに使用しています。光学性に優れ、低倍率から高倍率まで明るくシャープな視界を実現可能ですが、光軸を一直線に設計できないため、小型・軽量化しにくいという反面もあります。基本的にダハプリズム式より本体が大きくなりますが、プリズムの精度の問題を調整でカバーすることで光学性能をより廉価で達成できるメリットもあります。

 

ダハプリズム式双眼鏡

屋根の形をしたダハプリズム(ドイツ語で屋根の意味)を正立プリズムに使用しています。ポロプリズム式とは違い、光軸を一直線に設計できるため双眼鏡本体の小型・軽量化が可能となっています。その反面で光学性能を向上させるためにコストが高くなりやすい傾向があります。

 

 

やっぱり高倍率がいいの?双眼鏡の倍率について!

 

双眼鏡の倍率は、覗いた像がどれだけ大きく見えるかを表しています。倍率が10倍の双眼鏡で例えるなら、100m離れた物が10mの距離から裸眼で見るのと同じ大きさで見えることを意味しています。

SAKURA
遠くの物を大きく見たいから双眼鏡を使うわけですよね?ならより高倍率な双眼鏡を選べばOKですね!
先輩
それは素人の考え方だよ!双眼鏡には適切な倍率ってものがあって、むやみに倍率を上げても使い物にならないよ!

 

補足

双眼鏡の適切な倍率とは、明るく鮮明に見える手ブレが少ない倍率のことです。

 

明るく鮮明に見える双眼鏡とは?

口径が大きいほど光を多く取り込めるため、同じ倍率でも明るく見えます。

SAKURA
明るく見えるかなんて、実際覗いてみないと解らないですよね・・・。
先輩
適切な明るさかどうかは、ある程度計算できるよ!

双眼鏡を覗いた時の明るさの基準として『ひとみ径』と言われるものがあり、次の計算式で求めることができます。

ひとみ径の計算式
ひとみ径=口径(mm)÷倍率

例えば倍率10倍の30mm口径の双眼鏡のひとみ径は、30mm÷10倍=3となります。

適切な明るさで見える双眼鏡なら、ひとみ径は2.5mm~7.0mmくらいの範囲に収まっています。

 

高倍率と手ブレの関係について!

高倍率の双眼鏡は視界が暗くなるだけではなく、手ブレも倍率に比例して、大きくなります。

先輩
手ブレは10倍までならなんとか大丈夫だろうけど、12倍以上はキツイと思うよ!
SAKURA
双眼鏡の倍率が5倍~10倍が多い理由も手ブレの関係なんですね!

 

ランキング上位!コスパ最強のおすすめ双眼鏡はコレ!


出典:Amazon

 

ビクセン フォレスタII HR10×42WP

ビクセン フォレスタII HR10×42WP
  • サイズ:14.8×13.2×5.2(cm)
  • 種類:ダハプリズム式
  • 重量:690g
  • 倍率:10倍
  • 対物レンズ:42mm(ひとみ径:4.2mm)
商品説明
特殊低分散ガラスを対物レンズに採用し、レンズ面に7層以上の反射防止多層膜コーティング、フラットマルチコートを施し、光の損失が少なく、極めて明るい視野と優れたコント ラストが実現されています。
ダハプリズムにハレーションを防止するフェイズコートを施し位相差を補正、ハレーションを低減し解像度をアップ。
アイレリーフ17mmのハイアイポイント設計で、接眼レンズを目に強く押し当てなくても視野を見渡せるため、長時間の観察でも目が疲れにくいのが特徴です。窒素ガスを充填した防水設計で、雨や夜露の影響を受けやすいアウトドアでも安心して使用が可能です。
先輩
この双眼鏡は狩猟やバードウォッチングに向いているよ!

 

 

Kenko SG EX 8×25 DH WP

Kenko SG EX 8×25 DH WP
  • サイズ:11.7×4.35×10.9(cm)
  • 種類:ダハプリズム式
  • 重量:340g
  • 倍率:8倍
  • 対物レンズ:25mm(ひとみ径:3mm)
商品説明
すべてのレンズとプリズムに透過率の高いフルマルチコートを採用し、抜けのいいクリアな視界を実現しています。
使用場面を選ばずオールマイティーに使用でき、ツイストアップ設計により、簡単にアイポイントが変えられメガネを使用した方にも使いやすい 設計となっています。 

 

 

ニコン スポーツスターEX 10×25D CF

ニコン スポーツスターEX 10×25D CF
  • サイズ:10.3×11.4×4.3(cm)
  • 種類:ダハプリズム式
  • 重量:300g
  • 倍率:10倍
  • 対物レンズ:25mm(ひとみ径:2.5mm)
商品説明
本体内部に窒素ガスを充填したアウトドアでも安心な本格的な防水仕様の双眼鏡です。優れた携帯性と広い視界で、スポーツ観戦など多用途で活躍!接眼目当てに扱いやすいターンスライド方式を採用し、2軸折りたたみ方式の小型・軽量タイプなので、携帯に便利です。 
先輩
この双眼鏡は軽くて疲れないので、スポーツ観戦なんかに最適だよ!

 

まとめ

 

双眼鏡を選ぶうえで重要なのは、用途に合わせて最適な倍率や機能が付いている双眼鏡を選ぶことです。

一般的に使いやすいとされる倍率は6倍~10倍程度の双眼鏡とされていますが、狩猟やバードウォッチングでは、動きを追いやすく、手ぶれも抑えられる8倍~10倍程度の倍率のものが最も適しています。

先輩
スポーツ観戦などの動きの速いものを見るなら、ピント合わせがやりやすいものが使いやすいよ!

 

双眼鏡を選ぶポイント!
  • 倍率は5倍~10倍程度の物を選ぶ
  • ひとみ径は2.5mm~7.0mmの範囲ならOK!
  • ズーム機能搭載の双眼鏡は選ばない(地雷)
  • オートフォーカス機能付きの双眼鏡(地雷)
  • 5,000円以下の双眼鏡は選ばない(地雷多し)